魚活ボックスの2タイプについて、何回かご紹介してきました。
どちらも産地から市場へ、市場から市場へ、またお客様へ、とあらゆる活魚の輸送シーンにおいて輸送量に合わせてお選びいただいています。

通常タイプ:
1.2トンの海水を積載できます。幅1.07m×奥行1.93m×高さ1.09m。鯛箱が20ケース収納できます。

小型タイプ:
現在、多くのお客様にご利用いただいています。「市場便のトラックに積載したい」というお客様の要望を受けて開発したものです。

今日、ご紹介するのは3つ目のタイプ。
離島からの活魚輸送のために開発した「通称: 離島魚活ボックス」です。
フェリーでも輸送対応ができる仕様となっていて、酸素ボンベなしでも活魚を輸送できます。水温調節も可能となっています。

この製品は、実際に、東京都の新島から東京都内に向けての活魚輸送の実証において使用されました。この新島からの活魚輸送プロジェクトでは、実際に漁師さんの船に乗船させていただき、活魚を捕獲するところから立会い、実際に活魚の状態で輸送するまでを実証しました。

非常に難しい魚種で、実用化には至っておりませんが、離島からの活魚輸送の相談をいただく事も多く、今後もチャレンジを続けて参ります。